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海外からの依頼<その1>

去年10月末、米国から一通のメールが届く。HEADLONGのゾッドの完成品が欲しいらしい。個人からの完成品依頼は表立って受けていない現状だけど、海外とのやりとりは別。「イロイロと勉強になるかな?」って事で引きうける事にした。

すぐには着手できないって事で2~3ヶ月の猶予を貰っての受注だったんだけど・・・結果アレから5ヶ月、毎度の事ながら予定通りには行きません^^;。
Zoddosecondcolor
向かって左が一番最初に塗ったヤツで三年前くらいになるのかな? コレを見て「こんな感じでさらに超えてくれ!」って内容だった。アレから結構経ってるんで特に気合を入れなくても当然超える。更に「力がみなぎってる感じで!」って指示もあったのでそんな風にしてみたのが真中のヤツ。

ファーストカラーの時に目を暗くしすぎたと思ってたんで、今回はメリハリと発色を重視したアイカラーにしたんだけど・・・最初のんがエエと言われちゃいました。更に血管や脱皮痕に見立てたクラックも強調したんだけど・・・もっと抑えてクレと^^;。

しかしコノ指示、どうにも合点が行かない。お客さんの意見を総合して修正をすると自分的にはレベルダウンとしか思えなかったんス。それは嫌なので、考えた末に出した結論がファーストカラーをフル・リペイントするって方法。

都合のよい事にファーストカラーは赤尾君の元に有る。今回のお客さんのファーストに対する固執ブリから、「参考に」って事で既に送って貰っていた。その固執ブリたるや相当なもんで、メールでの指示のことごとくにこのファーストカラーを引き合いに出してくる。「だったらこの参考がてら借りてるヤツを送ったろーか?」とか思ったくらい。

塗った側からしてみればソコまで気に入ってくれてるのは嬉しい限りだけど、どう見てもセカンドカラーの方が良い!と自分は思っている。ソレを差し置いて「ファーストみたいに!」と言われると どうもねぇ・・・がソコはお仕事、お客さん有っての私です(泣)。

って事で向かって右のが最終的に納品したヤツ。リペイントして再確認したんだけど、ファーストをセカンドレベルまで持って行くのは相当しんどかった。それでも完全にセカンドと同じにはなりません。やっぱ下地が影響してくるんだよなぁ。とはいえ、別工程を辿って現スキルで仕上げているモノ、コレはコレで有り?とか^^;。

お客さんは?と言えば思い通りのモノになったようで大層気に入ってくれました。めでたしめでたし・・・って、オイ! 一体納品するのに二体も塗ってたら干上がるってーの!!!

バカだなぁヲレは・・・。

ところでこのセカンドは必然的に赤尾君の元に返ります。しかしその前に怪物屋に「参考展示」として飾らして貰おうと思うとります。お近くにお越しの際は是非お立ちよりください。
・・・で、です。そんな理由でこのゾッドは売れないけど、「セレン」とか「エフ」の完成品には値段がついているので良かったらドンゾ♪(全然アイテムがちゃうけども)

ほんでもしゾッドのキットを持ってるようだったら怪物屋が完成品を請負いますヨ。自分のと同等レベルにはなるハズなんで、そっちもよろしゅ~♪(因みに自分はもう当分やりません)

次回<その2>は「海外とのやり取り」について。海外進出を狙っているペインターのあなた、必見ですぞ!・・・なんちて。

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