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海外からの依頼<その2>

自分でやってても時が経てば忘れちゃうんで記録がてらその事を書いておこうと思う。では本題、依頼を受けるに当たって考えられたハードルは3点。

①英語でのやり取り
②集金方法
③発送

①英語でのやり取りは②と③に関わらない部分に関しては殆ど英訳ソフトを使って返信した。自分みたいに英語のレベルが低い人間が相手にモノを伝える場合、「ダイレクト且つ正直」にってのが良い。センテンスを短く、そして伝えたい事を明確にするのが肝要かと。

例えば日本語で納期の遅延を要請する場合・・・
「申し訳けございません、当初予定していましたスケジュールがずれ込んでおり着手するのが遅れております。つきましては納期の延期をお願いしたくメールを差し上げました。」

普通の日本語だけど、実はコレってかなり回りくどい。要は「納期を延ばして欲しい」って事と、「まだ手をつけていない」って事。ソレに対する「謝罪」ってのが上の文章です。
これをそのまま英訳ソフトにかけると、多分ワケの判んない文章になると想像できる。因みに「・・・ワケの判んない文章になる。」と断定しないのは英訳された英文を見ても自分にはそれがまともな文章かどうか判断できないから(笑)。ソレを言ったらセンテンスを短くした文章がまともかどうかも判らないけど、少なくとも接続詞なんかを省略できればできるほどシンプルな文になり、だから判りやすいだろうって判断。

そしてソレを補う為に、英文変換した文章を更に和訳して修正をかけていきます。最終的にはカンだけど、英訳~和訳した文章が「まぁ意味は判る」って程度なら許容範囲なんじゃないかな?

そのカンに基づいて上の文を解体すればこうなる。

「私は忙しくてまだ仕事を始められていません。」
「だから納期が遅れます。」
「ごめんなさい。」

コレを英文にすると・・・

I am busy, and it is not begun work yet.
Therefore I am behind with the appointed date of delivery.
I'm sorry.

めっちゃシンプルです。非常に頭の弱い感じの文章でもあるので抵抗はあるけど、コレなら言わんとする事は相手に伝わるでしょう。勿論これで気を悪くしてキャンセルされる事も覚悟してのやり取りです。

今回はこの依頼を受けてから納品するまでに30往復のメールのやりとりがあったけど、途中で気を悪くされた事もなく(・・・と思う)「受注~集金~納品」と相成りました。

②集金方法と③発送に絡むメールでは正確に相手の意図が判ってコチラの意思も伝える必要が有るので、堪能な人のフォローが必要。怪物屋関係でそんな人が居るので受注しても納品まで漕ぎ着けられるだろうと思ったワケです。

自分は気付かなかったけど、どうやら金額を伝えたメールでは値切られてたらしい^^;。その返信を見事に「やんわり」断わってくれ、言い値で受注できたのはこの人のおかげです(J-BOYさんありがとう♪)。

次に②集金。クライアントの要望はペイパルだったけど、自分は口座を持ってません。作れば良いのかもだけど、その口座から現金化した経験の有る人が周囲に居なかった。現金化までの詳細が良く判らなかったので今後の課題として今回はスルー。「国際郵便為替での集金が最も安全でまぁまぁ速い」・・・との薦めも有り、またクライアントもその支払い方法に了解したのでソレで行く事にした。

その方法を書いておく。

相手にコチラのA.氏名・住所・電話番号を伝える。「国際郵便為替を発行できるポストオフィス」へ行ってB.為替を発行してもらい、それをC.「EMS」でコチラに送付してくれと頼む。

この時の注意点は三つ。

A.氏名・住所は「ローマ字で正確に」書かれていないと換金できない場合が有る。電話番号はEMSの送り状に必要。
B.為替は表題が「INTERNATIONAL POSTAL MONEY ORDER」ってなってるモノである事。(米国内だけで通用するものじゃダメ。)
C.EMSが最も速く安価らしい。実際、先方が発送して手元に届くまで3~4日だった。
※因みに為替一枚の上限は$700、ソレを超える場合はもう一枚必要らしい。

P.O(国際郵便為替)が手元に届いたら、本人確認のできる証明書(例えば運転免許証)とハンコを持って郵便局へGO。P.Oに裏書、捺印したらその日のレートで即換金、シンプルです。

最後に③発送。EMSしか思いつかなかったのでソレで。換金できた事を確認して発送するんだけど、米国本土の場合はインボイスは不要と聞かされた。なので送り状だけで(送り状にインボイス的な記入欄があるしね)。

税関で止められると厄介だし課税されるのもバカらしい。「双方合意の上で」内容の記載には嘘八百を書いておく(笑)。例えば今回、品名は「PLASTIC TOY」にして原産国は「JAPAN」 個数は「1」価格は「JPY10,000」、「GIFT」にチェックして発送しました。その代わり破損などの補償は¥10,000までって事かな? 

EMSの補償は¥20,000が上限で、ソレを超える場合は料金上乗せ・・・ってもそんなに高くは無い。ただ高額品の場合、検閲が厳しくなるのは明白なのでやめといた(怖いけどね)。

「必ず税関で開けられるので簡易包装の方が良い」と聞いたがなにぶん空輸、到着した地上での開封ならまぁ良い。それよりソコに至るまでの方が怖いと思ってガッチリ梱包しました・・・怪しさ満点の二重梱包とか二重底で。

キットと違って完成品の搬送は国内でもビビル。それがアメリカくんだりまで行くってんだからかなりドキドキもんです。着いたヨ~との報告が有り、且つ問題も無さそうなのでめっちゃホッとしました。

因みに小包の発送から到着まではだいたい4~5日ってところ。まぁ上々ではないでしょうか?しっかし手数料とか結構懸りまっせ~。為替の換金手数料をレートの差異で支払ってる事になるのかな?そこで3500円ほど減になって、EMSの輸送料も同じくらい(2kg以下)。請求額は余裕を見て算出しないと損します(今回自分は計算通り、殆どビンゴでした)。

かなり手間を食うしハラハラドキドキの連続ではある。しかしそう難しい事では無いし、やってりゃ何かに繋がるかもしんない。なにより国内だけってのよりシェアは全然広いわけで、世界的に不景気だっても金の有るヤツはゴマンと居る。この先続けて海外取引をやって行くかは判らないケド、機会が有ればドンドンやろうと思ってる。

で、このお客さんとはその後もメールのやりとりが有ります。すんごい展示設備を持っているので次回はソレをご紹介。

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