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フィギュア王 №136

Figureou136一昨日「見本誌」が届きました。「ブック・イン・ブック」ってーんスか? 付録の小冊子にドッカーンとアップが載ってマス。この扱い・・・めっちゃ嬉スィ~♪ この小冊子だけ切り離して保存できるようにミシン目がついてるってのも心憎い。ツカそんなことして保存しとくのって関係者くらいかもだけど、ともあれ頑張った甲斐があったってもんです。

で、このインビジブルウーマン、自分が原型を担当させて貰ったんだけど途中経過を見ると「自分だけで作ってたらこうはなってなかったなぁ」って感じ。監修を受ける為に相当な数を撮影してるんだけど、あらためて見れば悪戦苦闘の記録みたい。
大幅な改修から写真では判別しにくい細かいのまでイロイロ。見てると「その方向に向かうとマズイよ~」と、今なら忠告できる部分もその当時は判ってなかった感じ。当事者には見えないもんなんだなぁと。

ソコを軌道修正してくれたのがジェリーさんや豆さん。原型をやったのは自分だけど、言えば「作業担当」ってだけかな。ディレクションしてくれたのはその二者だったりするんだよね。実はこのディレクションの部分が何事にも重要。もしこのスーを見て「なかなかイケてるぢゃん!」と思ってくれたなら嬉いけど、でもソノ功績は自分にはそんなに無いと思う。このチームでやったからこうなったって感じかな。
またこの話を最初に繋いでくれた「サイコモンスターズ」のワタルさんや、方向性をそれとなくアドバイスしてくれた怪物屋の店長も有っての話。いろんな人の繋がりでなんとかココまで辿りついてます。

しかしココで終わりじゃないとも思ってる。サンプル品と近似のマスプロが出て、予約をしてくれたお客さんの元に届き「コレなら納得!」ってなって初めて完了かと。
ペイントマスター製作も自分がやったんだけど、今回のは今までの経験を踏まえて極力工場で再現出来るだろう程度の塗装に留めたつもり。例えば同社の「BOOTY BABE」くらいの塗装が出来るならイケルと自分は思ってる。まぁ実際はトライ1が出てくるまでなんとも言えないけど。・・・とは言え この先 自分に出来る事はもうあまり無いんだよねぇ^^;。

ところで豆さんに聞いたんスが「出だし好調」との事、安堵すると共に予約してくれた人にはホンマに感謝です。この分だと次もやらして貰えそうですよ!もしオファーが来たら今回ので相当勉強になったんで次はもっと上を目指します。

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INVISIBLE WOMAN

IwrjbMARVEL×RJBのコラボ企画がいよいよ始動!・・・とか書いてイイんか俺^^;。今後それで首を締める結果になろうとも、なんとか形になった彼女を紹介しないワケにはいきませヌ!

予約開始は昨日25日(月)からで、各取扱ショップや雑誌フィギュア王でのお披露目も同日。実は自分の誕生日だったりするのは偶然なんだけど、それらを合わせて記憶に残る日となりました。

ともあれ各店舗での取扱が開始っぽいのでご紹介です。実際に商品が出て来るのはケッコウ先になるみたいですね。豆さんには生産を頑張って貰いましょう!そんでは購入検討を宜しくねん♪

豆魚雷(http://www.mamegyorai.co.jp/)
エロスティカ(http://www.erostika.net/)

因みにジェリーさんの絵はホンマええですよ!大阪モード学園のCMでお馴染みだけど、「知らんかった!」って人は合わせてソッチ系のグッズも揃えちゃおう。ほんま画集出してホスィなぁ・・・。

Cobra_buichi02それともう一件、お節介告知。「BUICHI SHOP」でヘッドロングのコブラ(コッチはレジンキット、自分で作らねばなりません)の受注も始まってマス。当日版権じゃないからと言ってホナ何時でもエエわとか思ってるとそのウチ無くなるよ、マジで。GKは基本小ロットなんで欲しいと思ったらお早めに!

BUICHI SHOP(http://www.ag-rights.com/buichishop)

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金、獲ったど~!

エントリーアイテムは「チェリー」と「F」。「F」は金賞のほかに「ベストベイブ」ってのにも選ばれました。コレはホンマに意外ですヨ。「ベイブ?外人にはコレが可愛く見えるんや♪」て感じ。エントリータイトルは「LADY-STEIN」、その方が判りやすかろうって配慮なんスが・・・ソッチの名前の方がエエやん。なので再販時は名前を変えるか副題的につけておこうと思います。
で、エントリー時に問題が有ったらしい。トップレスはマズイって事なんですねぇ。そやないかとチョット思ってましたよ^^;。展示中はずっとマスキングテープでビーチクは隠されてた模様、しっかし良くソレで賞が獲れたもんだ。

F2trophyところで画像の盾の絵はアンディーさんのイラスト。ほんでこの絵柄マンマのGKが今回発売されましたヨ。GKリリースしたディーラーは「クリティカル・マス」、前回まではフォビドゥン・ゾーンに仮住まい的だったんスが本格的に再起動スか?コレは嬉しい!自分好きなんですよねぇココ。
前にもブログで紹介したと思うケド、ウィドウとかデジャトリスのトコです。正直仕上げはザツいけど味が有って良いんです。ほんでこの「スペース・ガール」も例に違わず塗装映えがしそうな感じ。

ほんで「チェリー」、お客さんに「金を獲って来ますから!」って言って借りたモノなんでホント良かった。アカンかったらなんつーの?って感じ。毎回そうだけどコンテストのエントリー数はとにかく多い。ソレが為に頑張ったという力作揃いの中、良く取れたもんだとホンマに思います。今年は過去最高の500オーバーだったそうで、そらメッチャ嬉しいすよ。

このカテゴリーでは二年連続なんスが、ココに至る道は長かったなぁと振りかえる。去年が初金なんで、苦節七年ってとこです。それまでエントリーするも「がんばったで賞」とか「銅」とかせいぜいが「シルバー」どまり、ホント金の壁は厚かった。現地のホテルでチャチャーっと塗って金を取ってくる店長を尻目に自分にゃ無理かも・・・と本気で思ってたし。

こうなったら来年も頑張ろう。同一カテゴリー(ヒーロー&ビランズ)での三連覇、そしていつかは総合ベストの「アメージング賞」を獲りたいと本気で思う。しかし相当プレッシャーに感じるので客注モノではやめときたいなぁ。

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「F」のリペイント

F2paint本館の「ACCEL HP」っスが、正味一年くらい同じTOP画像やったんで変えました・・・っても同じアイテムやけども。ベースの下に更にベースを付けるってーシツコイ系、しかしこの方がバランス良い気がする。「小っこくてコンパクトだから持っていきやすい。再販を考えてるならアピールがてらどう?」と店長、コレ幸いとワンダーフェストのコンテストにエントリーして貰いました。
前回の作例は奇をてらい過ぎた感があったんで今回は普通に塗ってみましたヨ。再販のプロモーション用ってんなら見た目は綺麗な方が良かろうってなもんだけど、元よりそんなモールドなんでどうしたってエグいですね。

しかし塗ってて「もうちょいデカく作りゃ良かったなぁ」と。「F」ってだいたい1/5スケールなんスがバストモデルでやるならせめて1/4、出来れば1/3くらいがベストだろうと思った。そしたらもっと色んな事が出来ると思うんス。

前述したようにコイツは今夏のワンフェスで再販予定です。チョコっと弄るかケッコウ弄るかして抜きに出そうと思うんだけど、ソレもメインの原型次第。ソッチが優先なんで最悪そのままの可能性も有りますね。因みに「再販」とか言ってるけど、一年前に五個売っただけなんで新規に近いかな?しかもその数を売りきるのに丸一日も懸ったんで腰は退けてマス^^;。

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米ワンダーフェスト

Niyan毎年ケンタッキーで開催されるワンダーフェストの時期がやって来た。今年も行きたかったケド、いろんな事情で自分は断念。で昨日、怪物屋の店長はじめスタッフ数人が渡米しました。相当バタバタでしっちゃかめっちゃかなのは毎度の事っスが、今回のバタバタの原因は間違い無くコンテスト作品の製作。

自分の分は早々に切り上げて店の手伝いに専念するも、しかし完成しないわ渡航準備は整わないわって感じ。国内WFの二ヶ月も早く修羅場ってましたヨ^^;。画像はスタッフの通称「にーやん」、相当頭を抱えながら睡眠削って塗ってます・・・の図。

出立数時間前まで塗装してたワケだけど、アイテムは大概がリアル系。ソレを尻目にショーケース内の組み途中のプラモを見るとホッコリします。ええですなぁプラモ。

Cromagnonマズは黄色いヤツ、これはオーロラ・オリジナルで「プレヒストリック・シーン」シリーズから三点、クロマニヨン男女とサーベルタイガー。好きな人なら「ホッホ~♪」って浮かれるアイテム。因みにこのシリーズの中で自分が「欲っスィ~!」と思うのは「タール・ピット」。コールタールの沼にハマって死んで行くしかないサイを狙うハゲワシの情景模型なんスが、その風合いが最高。「その情景をハイモールドのGKで再現」ってのじゃアカンのです、プラモでないと。その当時の頑張った感がとても好きなんだよねぇ。悲しいかなAFMの特集号とかオーロラ本でしか見れない現実、ホンマ一度で良いから実物が見てみたい!(可能で有れば作りたい!)

Vampirellasこのシリーズとは違うが、近くメビウスから「モンスター・シーン」が発売されるそうな。コレはめっちゃ楽しみです。しかし残念な事にヴァンピレラがラインナップされてないじゃないスか! 相当出来の悪いバンピなんだけど、ソコが良いとか思っちゃうんだよねぇ。自分でもこのワケの判らない感覚の原因が知りたいところです(笑)。
画像のはそのバンピじゃありません、GKですヨ。ケンタッキーで購入したこいつはナカナカの風合いが漂ってて思わず買っちゃいました。サイズもモンスターシーンサイズなんでコレから販売されるメビウスの「ハンギング・ケイジ」なんかと合わせたらエエ感じなのでは?と夢想中(笑)。

ほんで白いのんはポーラライツ製で「キングコングズ・スローンスター」&「ゴジラズ・ゴーカート」(1個上の画像に戻ってネ)。ゴジラの方は版権の関係上、「ゴジラズ」と名乗ってるのはオーロラ・オリジナルだけ。なので厳密に言えばポーラライツ版はただの「ゴーカート」だ。

しかしこの「ゴーカート」、非常に良い。このシリーズの中にあって屈指の出来でありながら、しかし日本に入って来たのは極少量。故にポーラライツ版でもケッコウなお値打ち品です。コレがオーロラ版だったら・・・サスガに自分もよう組みません^^;。

Dracula_dragsterそんでキングコングの方も相当良いがコレはケッコウ入手できる(勿論オーロラ版では無く)。ゴジラもコングもそのディフォルメ具合が良いんですな。このシリーズでもう一点挙げるとすれば「ドラキュラ・ドラッグスター」。昔店長が作ったのが有るんで画像を張っておくね。メッチャええでしょ?判るかなぁこのセンス。
「塗装が上手いんで良く見える」と言えばそれまでだが、つまり色んな事ができるんだよって事でも有るワケ。だから面白いんだよね。
自分はGKが好きだけど、こんな感じのプラモも大好きです。なのでGKに匹敵するくらい持ってたりするんですねぇ(・・・いや、プラモの方が多いかも^^;)。プレミアもんは無いけども「コレエエよ~」ってのを和洋問わずにまた紹介しますよ。

・・・ってプラモ話になっちゃったネ。しかし海外GK事情と絡めるならば、プラモって無視できんです。例えばワンダーフェストに集う人々、ホンマにプラモ好きが多いです。スカルプターの中にも多く居てますね。だからAFMなんかでオールプラモなんて特集を組んで成立するんスよ。因みに自分が去年入手したポーラライツのゴーカートはワンダーフェストでAFMの編集長から買ってマス。

Mpcalienところで今回のワンダーフェストはエイリアンをフューチャーするそうです。なのでソレに併せて是非MPCエイリアンでコンテストにエントリーしたかった。結局手が回らず断念したんだけど、いずれは作るつもり。画像のヤツは自分の手持ちでいわゆる初版版とおぼしきプラモ。他にも2~3個持ってるんだけど再販分との違いは無い・・・と言うか初版の方がプラ素材が悪いくらい。どうせ改造するので関係ないけども。
しっかしエエねぇこのエイリアン。なんともレトロ感が漂ってて味があります。そのまま作るのも良し、改造するのも楽しめるって感じ・・・って結局プラモ話しになっちゃった^^;。キリが無いんでこの辺で。

アメリカに行った店長だけど、今回も向こうからブログ更新をすると思うんで注視しとこう!前回の生レポートみたいなのがかなり評判だったらしく「今回もやるぞ!」と意気込んでたので(まぁ期待しときましょう^^;)。

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The painting of Pyramid Head

Rptworkbody明日は「ホビコン東京07」って事ですが、自分は行きません・・・ってか行けません。なので大阪よりエールがてらHEADLONGの三角頭の塗装記事を書いときます。しっかしココんとこACCELじゃ無くなって来てるなぁ^^;。

では塗りましょう。「三角頭」とはその名の通り頭が三角、そしてデッカイ。頭頂部にあって面積が広いとなれば視線はソコに釘付けになる事間違い無し!・・・なんて言うまでも無いと思うけど、フィギュアにおいてこの「広い面」と言うのは思いのほか厄介です。

「間がもたない」

Rpt3rdcolor02・・・んですな。GKにはかなり頑張ったモールドが入っては居るけど、それでも単純に塗っていたのでは「のっぺり感」は否めないでしょう。塗装とモールドとの合わせ技で1本を取りに行く必要がありますね。って事で今回の塗装記事はココに絞ってお送りします。

前回自分が塗ったRPTはソレまでやってきた金属表現の延長線上の塗装を施すって感じでした。それでもこの面積、延々とチマチマ吹きつづけてた記憶が有ります。しかし今回は根本的にやり方を変えてみましたヨ。また、考え方も変える事で違うイメージに仕上ったと思います。(ってか実際には前に一度やってるんだけどネ)

三角頭は「レッドピラミッドシング」とも呼ばれます。つまり三角部分は「赤い」って事。金属っぽいその質感から「赤」は「サビ」と連想しますよね?(プラス血?)錆びるのは鉄って事で、そのエイジング表現を基本として塗装した方が良いだろう・・・ってのが前回。だからサビ的な色は控える方向で、その前段階の黒ずんだ状態をメインにもってきてました。金属地をソコソコ残しつつ、返り血を点在させる事で「レッド」って寸法です。

コレはリアリティーを求めた結果そうなった。だって錆びだとしてもあそこまで赤いのって不自然だもの。劇場版もどっちかってーと黒いぢゃん? がしかしコレで「レッドピラミッドシング」か?と言われると窮してしまう・・・三角頭では有るけども。そうは思っていても「赤く塗るべきだったのか?」と何処かで思っているんでしょうな。

赤く塗るとなれば話は早い。「興醒めな事は考えず赤をメインに括弧良く見せる」、この方向性でやるだけだ。なんで赤いの?ってきかれても、だから「ワカンナイ」と答えましょう。なんか目立つし「処刑人」って感じぢゃん?

Rptwork01①とはいえ多少の金属感は残したいところ。なのでマズはシルバーを下地に使います。最終的に残したい部分をマスクして、それ以外を全部赤・・・と思いきった方が良さそうです。黒く塗ってる部分があるでしょ?ソコが最終的にシルバー地が残るところ。「エナメルの黒」で適当に塗りつぶしておきます。コレは「マスキングの下書き」ですね。線で書くと良くわからなくなるので塗りつぶした方が良いですヨ。黒を使うのは下地が光っているので黒じゃないと判別しにくいから(工程⑦の理由も有り)。

その黒く塗りつぶした部分をゲージにしてマスキングゾルを塗って行く。ココは適当、大体で良いです。黒ベタより退けるならハミ出している方が良いくらいで。(シルバーの範囲が広いと感じてエナメルで修正を書ける場合、逆にシルバーを足すより金属感が維持できる)
因みにピース吹きするシルバーはかなりメタル感の強いモノを使うほうが良いと思いマス。なぜならこの後に相当色が被ってくるので。自分が使ったのは「Mr.カラー/スーパーメタリックのクロームシルバー」。

Rptwork0234②マスクが終ったらシルバーを白で隠蔽します。この時に濃いグレーを併用して陰影のイメージを作っておきました。
③その上からかなり発色の良いサーモンピンクを塗って赤の下地とします。
④赤は赤では無く。Mr.カラーのブラウン(7番)を使います。下地の明度が高く、このブラウンもかなり綺麗な色なので色の純度がソコソコキープ出来ますよ。ところでこのブラウン、茶色と言うより殆ど赤の範疇と認識するような色なので、例えばフィギュアの血行色なんかにも使う非常に重宝な色。持ってて良いんじゃないですか?

Rptwork056⑤マスクを剥したらこんな感じ。「下書きとして書いた黒ベタよりややハミだし気味のマスク」・・・そうなってますな。
⑥ウォッシングのために、ゴゲ茶を薄くしたエナメル塗料を全体に塗布します。溶剤分が多いので、「下書き用黒ベタ」は取れて行きますよ。しかし溝には色が残りつつって感じで良い塩梅。(凸部にも気持ち残しておこう)

Rptwork07⑦乾燥したらエナメルシンナーで拭取りです・・・が、ペーパーやウェス等で一気に拭取るのはヤメましょう。平筆などでムラムラに、調子をみながら拭います。ウォッシングは溝に色を残す目的では有るけども、同時にテクスチャーを描く感じで作業すれば風合いが出てきますな。且つ、面のメリハリやコントラストもこの時点で有る程度操作しておきます。ソレは後でポイント吹きをするゲージみたいな役割を果たしてくれるんです。

Rptwork089⑧「まぁまぁ風合いが出てきたな~♪」ってところで一旦ラッカークリアーでエナメル層を保護します。使うのはツヤ消しクリア。自分が塗る場合は殆どの塗装工程をツヤ消しで行います。ツヤ有りでは光りが反射するので正確な色が判らないってのも有るし、エナメル塗料が乗り難いってのも有る。
現状ではコントラストに乏しいので、「濃い目の黒(エナメル)」を適当に散らしとく。乾燥したら濃い目のエナメルは簡単には洗い落とせないんだよね。ソレが狙い。輪郭や完全に洗えない部分が残るし、丁度良い具合に滲んでくれるのでアクセントをつけやすくなる。それは直下の層がつや消しだからですよ。
⑨⑦に比べて金属部の不自然さがマシになってきています。

Rptwork10⑩ここで再度ハンドピースの登場。全体的につや消しなので今度はつや有りクリアーやツヤクリア系塗料(血のり色)でアクセント付け。ツヤでもメリハリをつけて行く作戦なんで、調子に乗って全体に掛けちゃうとダメですよ。例えば案外奥まったシャドウ部分なんかをつや有りにすると効果的。奥の方で光りが反射するってのはそれだけで複雑にみえたりするもんなんでやってみよう。

Rptwork11⑪⑩から更にウォッシングやドライブラシ、ピース吹きなどで抑揚をつけていく。金属部の馴染み方や色のコントラスト、ツヤのメリハリなど。今まで説明した事を順不同で繰り返し「欲しい雰囲気」まで持って行きます。色もビビッドな赤や紫、対して沈殿するクリアー系シャドウ色やつや消し黒、ラッカー&エナメルを総動員、この段階になると止めどころが判らなくなりがちなので休憩しながら時間をかけてやるのが良いと思う。客観的に判断できる時間を置くのも重要ですよん。

Rptworkhead⑫裏はこんな感じ。どうせ見えないトコだけど、全く見えないワケじゃない。ソコソコは仕上げておかないとネ。

⑬で、完成!
以上っスが、コレから塗ろうって人はちったぁ参考になった?ほんで「なんか塗りたくなって来たなぁ~」って人でキットを持って無い人は有明でGETだ!
Rpt3rdcolor01

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CerryDarling MAIKING<その5>

チェリーが脚にはめてる銃はM4カービン銃 with M203グレネードランチャーってのらしい。コレのアップ画像がメイキングブックに載ってたのでシメシメって感じ。

Cherrym4wm203映像を見てると黒にしか見えないが、実際はダークグレーでやや緑が入ってる感じ。模型の場合はそう思ったらソコを強調するくらいの色にする方が良い。コレは縮尺をかけたモノほど明るめにしないと単色にしか見えなくなるから。そして下に行くほど実際の影が落ちるので、気持ち上半身よりメリハリをつけてやらないと同じく単色に見えてしまう。

チェリーは「キャラクターフィギュア」なので、ビンゴな色にする必要は無い。それよりも「模型映え」のする「それらしい色」と「表現の仕方」を工夫するべき。フィギュアは演出してやらんとイカンのです。だからプロップよりも明度を上げるしチッピングやサビ表現も誇張する。

グレネード弾はネットでイロイロと調べてみたんだけど、良い画像がなかった。いろんな種類があるみたいで、詳しく画像つきで紹介しているのはその中でも練習用の弾が殆どだった。
練習用の弾の色で塗るのはどうかと思うし、BB弾用のアウターケース色もこれまたイマイチ。なのでネット上に多く有る小さい画像とかを見て適当にでっち上げた。まぁこの辺は雰囲気で良いと思うんだけど、ただこういう一見どうでも良さそうなモノって意外に重要なんで真剣には塗りましょう。

Cherrybase3最後はベース、「ベースにお始まりベースに終る」・・・ですねぇ。ポスター風に仕立てるつもりなのは前述の通り。その時「仕上りが見えた」とも書いた。しかし合わせて作業がケッコウ大変だろうとも思ってましたよ。

経年でボロったポスターの風合いを表現するのに使える技ってなんだろ?サンディングではコントロールが難しく下手すりゃえらく時間が懸るような気がしたし、ドライブラシではどうしても毛が塗料を引っ張るのでエッジの立った皺表現には不向き(ソレゾレ部分的に使う分に良いかもだけど)。簡単に出来る方法は無いと思って結局描くことにした。

単純に手持ちの一番細い筆で延々と描きこむこと十時間(色は三色ほどを使います)。途中「ホントにこの方法で良いのか?」と何度も頭を過ったけど、やりだした以上は最後まで・・・やっぱめっちゃ時間懸りましたネ^^;。

それでも思ったようには行きません。画像で見ると自分でもまぁまぁイケてるようには見えるんだけど、現物は更に手を加えないとイカン気がする。たぶん中間色のグラデが足りないんだろう。

ともあれコレにて全ての工程が終了、完成としときます。塗装(製作)工程としてイロイロ書いてきたけど、今回のこの彩色で良いのか?ってのは疑問だ。毎度の事だけど「コレで完成」と決めた時点で己の限界を知る事になりますね。それが嫌で更に作業を進めるとソレはもう仕事の範疇を超える事になる。なので後ろ髪を引かれつつも切り上げるって感じ。

まぁそんなんだから続けていけるんだろうとも思うケドも(笑)。・・・って事で最後までのお付き合い、お疲れさまでした。

<おしまい>

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CerryDarling MAIKING<その4>

なんか間にイロイロと記事を入っちゃいましたが、チェリーの製作記事を再開しますネ・・・っていきなりこんな状態で申し訳ない^^;。

Cherrymask作りながら写真を撮るなんてライターの人達はすげえなぁとつくづく思う。これが原型なら数日でそんなに劇的変化も無く推移して行くんだけど、塗装の場合は一日でケッコウなとこまで行っちゃう事があります。
特に集中しだすとペースは上がるんで。(ホント言うとここまでの作業には2~3日は懸ってるんだけど必死こいてやってたら撮影するのを忘れてた)

この段階での塗装済み箇所は目と肌とブーツとブラジャーとパンツにスカート。まぁ殆ど全部で、この後にやる事はメタル部の塗装と髪の毛くらい。
がしかし!コレはあくまでもハンドピースでの塗装って事なので、自分的には完成には程遠い。マスキングを除去してからが勝負で、そこからが面白くってシンドイ部分です。

マスクはマスキングテープとゾルを併用。稜線の直線部分はアイズの7ミリメイン。その他関節部分や尖った部分、手で持つであろう部分などもマスキングテープ。その他曲線部分や広域面はゾルを使う。使用しているのは怪物屋のモンスターゾル、使いやすいので私的必須アイテムだ。

Cherryspraywork1で、そのマスクを除去したのが次の画像。う~ん、まだまだイケてない。そりゃ調子はつけてるけどしょせんハンドピース、やっぱ筆&刷毛で抑えないと締まらないね。
筆と刷毛で何をやるかって?描き込み・ウォッシング・ドライブラシでんがな!基本ですよ~ん。それぞれの役割を一応書いときます。

◆描き込み・・・メイク&稜線部のシャドウ
◆ウォッシング・・・テクスチャーやシャドウ
◆ドライブラシ・・・エッジを起こす

正直これらをメインにしてハンドピースでの塗装はベタ塗りでも良いくらい。ただソレだとごっつ時間が懸るのである程度は吹いておく方が良いだろう。塗る面積はハンドピースの方が多いけど、しかし掛ける時間は筆・刷毛の方を多くする。コレでピリッとスパイスの効いた塗装品になるハズ。
つまり、「筆・刷毛で出来る事が多い人ほど上級者」ってのが自分の基準。更に言えば、この部分が多いほど市販の完成品と差が出ると言う事になる。なぜならソレをするとお金が懸るから。

中国工場の塗装レベルはかなり高く、料金に糸目をつけないのであれば相当なクオリティーで仕上げて来ます。「言うても中国の工員がやってんねやろ?」とか思ってちゃ~イカンですよ。一発目は専門の色解析師&彩色師が居て彼らが再現するって事なんで。相当数をこなした「腕だけで言えば一線級」の人が塗るって話。

実際にそのファーストペイントを見た事が有るんだけど脂汗が出たもの。いま市場に出まわってるのは企業側の都合(金銭面)でレベルを下げたモノだったりする。それでも上手いでしょ?

Cherryspraywork2閑話休題。
ココからはマズ周囲から「締めて」いきます。マスク漏れも有りますなぁ^^; ま、この辺は適当にエナメルでチョチョっと修正って感じで。

髪の色は「中間色」、この色をベースにウォッシングとドライブラシをしてメリハリをつけていく。ブラなどの明るめの色の部分は最終的にしたい色より1~2トーンあげておく。ここが暗いと筆での調子付けの幅が無くなるし、逆に明る過ぎると時間が懸ってしまう。あくまでも同系近似の明るい色にしておくのが良い。そう言う意味で髪の毛の中間色も考えている色の中間色より明るめです。

そして一番オイシイ部分の「フェイスメイク」。フィメールフィギュアをやっててココが一番楽しいですな!そしてココが一番のキモでも有る。「目の描き方」とかで特集が組めるほど、またソレを聞く人が一番多いんだけど・・・まぁソコはまぁまぁ出来てりゃ良いんじゃない?ってのがホントのところ。

そんな事より「印象が決まる」再重要工程は「アイシャドー」を含む目の回りの陰影ですよ。瞳はねぇ、光りの入り方を工夫したり描き込む事でけっこう誤魔化せるんですわ。なんならベタ塗りに光りをチョンでも印象的になるんス(スケールにもよるけども1/6くらいのセミリアル系までならソレでもイケる)。ソレだとアレなんで依頼品にはしないケド。

でも「アイシャドー」は違う。確実に「ドロー(絵描く)」です。コンマ数ミリの間にグラデや抑揚をつけないとイケナイし、何より「筆入れ・筆抜き」の妙が問われる部分だから。判り難い?擬音表現すれば「スッと入れてシュッと抜く」って筆使いが要るって事(余計判らんか?笑)。
まぁ参考がてらドールのアイメイクを参考にすると良い。中にはホンマに上手い人が居るから。

Cherryfacedrawメイク前とメイク後の画像を見てみよう。かなり印象が違うでしょ?自分はフィギュアの彩色師だから実際の化粧品の事は判らない。でも基本的な考え方は同じだと思うんス。使う色やその色を置く場所で顔の見え方を変える事ができるんだけど、これって実際のメイクも多分同じ事だと思う。Tゾーンにチーク、アイホール等のポイントを出したり入れたり左右に振ったり・・・って操作だからね(前記事にも書いた視線誘導ね)。

マスク除去直後の画像から肌の部分にハイトーンカラーをエアブラシ、この時にTゾーンもやっちゃいます。(そのほか「お乳上部」と「鎖骨のトップ」、「肩トップ」あたり) 合わせてチークカラーも少々吹付けつつ、顔サイドやアゴ下あたりをシャドウ吹き。

メイクは資料とにらめっこして筆で描きこむんだけど、実は一回失敗してる。何も見ずにいつもの通りやってると超ケバくなっちゃった^^;。このキットってかなり彫りが深いんだよねぇ。なので彫りの深さを考慮してリトライした。
(エナメルで描いてるからエナメルシンナーで即リセット可能です)

因みに日本のキットの場合は、目が離れ気味で彫りが浅い傾向。対して海外キットは目が寄り気味で彫りが深い。おのずとアクセントのつけ方は代わって来る。

さーてここまで来たら後は銃器類の塗装とベースの仕上げ、次回で最後ですよん。

<つづく>

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COBRA MAIKING<後編>

トレフェス神戸1が終って次はホビコン東京07、前記事「COBRA MAIKING<後編前>」に掲載した完成品画像の製作記事の続きです。時系列で言えば前後してますがご容赦ください。ほんで現在はホビコン東京07に向けて更に修正をかけようと思ってるんですが、ソレについて今回は書かないでおきます(ややこしくなると思うので・・・って既にややこしいか?^^;)。

さて、それでは作業記事の後編を再開。

Cobravioletwork15⑮マズは前回の続きの「サイコガン」、グロス部をマスクしてグレーのマット部の塗装。・・・出来ました。あとは部分的に筆で調子をつけるくらいで終了。同色系のコンビだけど、あんまり嫌味は無いと思います。目立ち過ぎず沈み過ぎずの丁度良い塩梅になったんぢゃないかな?

Cobravioletwork16⑯いよいよ肌の修正。ハイトーンに今使っている一階調上のフレッシュを吹いて色差を明確にしてみるんだけど、その前にもう一回静脈を強調しておこうってな感じ。何回も顔料系塗料を吹いているのでケッコウ隠蔽されてます。
顔料系塗料を吹付けるのはあと少しなので、コントロールしやすい筆で描きこんでみようか?

・・・まぁこんな感じでイイんぢゃね?

「静脈を入れるタイミングは?」と聞かれる事が有るんスが、答えは「何時でも良い」です。フレッシュの下に入れるんなら濃く、上に入れるんなら薄くするだけの事。どちらが自然に見えるかと言えば「フレッシュの前に」だけど、コントロールが難しい。フレッシュがオーバーコートされるんで、どういう見え方になるのかを想像して色を作らないとイケナイ。
フレッシュの上に描くのであれば、他の色に影響されないのでビンゴな色を作れば良いが・・・逆に「描きあし」をぼかすのが一苦労。とまぁどちらも一長一短。

Cobravioletwork171819⑰んじゃフレッシュに行きましょう。・・・こんくらいでエエかな?(画像で見たら⑯との差は微妙、しかし現物はケッコウちゃうんですヨ)
⑱ほな橙系のクリアー塗料をシャドウ部に。
⑲ピンク(顔料塗料)で血行色を。

ええんでない?・・・っても画像じゃあんまり判らんかもねぇ、実物でも微妙やから。しかし⑰で完了させたモノと⑲までやったモノとではパッと見ケッコウ違うと思うよ。まぁそう思わんとやってられへんってのも有るケド^^;。とにかくコレで一応肌の修正は終了。全部組んだ後に更に吹付けるかもだけど、ソレは後の話。
しっかし結局いつもと同じような仕上りになってしまったなぁ^^;。う~ん、やっぱこの辺は今後の課題ですわ。

Cobravioletwork2023⑳髪の毛を塗りましょう。しかしその前に、顔の肌色やスーツの紫がかなり髪の毛に懸っているんで下地の白で隠蔽します(適当でイイよ)。
(以降工程順番の記載に変更:○の中の数字、20までしか変換しないのでドットで区切ります・・・敵んのう^^;。)
21.ハイトーン色を吹付けて
22.シャドウ色として黄色をムラ吹き。(適当にで良いんだけど、影になる部分を意識して)
23.パールを吹付けて髪の毛の下地完了。

Cobravioletwork242524.ココでマスクを外して以降の作業に移ります。画像を見れば判るかと思うんスが、いくら丁寧にやったつもりでもゾルを使った場合はその境目は「モケモケ」(塗料バリ)になりますね。「だったらテープでマスクを・・・」って人も居るかもだけど、自分からすればソレはナンセンス。この部分にソレをすると相当時間を食うことになるが、完成後にソレをしただけの効果は期待できない。
「誤魔化せる部分」では最低限の仕事で逃げておいて、時間と特に「気力」の節約をした方が良い。根性を入れるなら以降の絶大な効果が期待できる「描き込み」に賭けるのが道理かと。そしてこの「モケモケ」はあるていど爪楊枝の先やピンセットなどで「おおまかに」掃っておきましょう。

25.多少「バリカス」が残っていたり他の部分にも散らばるかと思うケド全然OK。そのまま上にゾルを塗りつけて乾燥後に一気に引っぺがせば隅々まで綺麗に除去できます。仮に必要な部分の塗料まで剥げる場合も有るかもだけどソレは気にしない。コノ段階で剥げるなら「密着していない」って事なんでその方が良い。下地までいっちゃってる場合はソコに上からプライマーをチョンと塗って、適当な色で補修しておく。
適当な色ってのは近似色って事ね。この段階でキッチリ色を合わせなくても良いのは後にオーバーコートがあるから。(目立たなくなるよ)
補修に使う塗料はエナメルで良いが、その後にラッカークリアーで保護しておこう。後工程にウォッシングが待っているのでエナメルのままだと一緒に流れちゃうからね。

Cobravioletwork2626.ウォッシングしましたよ~。コレだけで随分引き締まるでしょ?ウォッシングやドライブラシを嫌う人が要るけど、模型塗装においてこの2つはとても重要でコレ無しでは成り立たないって類のモンです。ザックリ塗る人のそれらが汚い印象を受けるからって理由だろうけど、ソレは「雑」にやるからですヨ。ソレがAFV系でも上手い人はホントに丁寧にやるので美しく仕上ります。使用用途の基本的な考え方がエイジングやウェザリングなのでザックリとやっちゃうんだろうね。それでも鑑賞用のモノなのでソレではアカンのです。アイテムがなんであっても「綺麗に汚せ」って事ですね。
コレがフィギュアの場合、そういう用途もあるけどそれ以上に陰影やハイライト・・・つまり「光の表現」として使います。なのでグラデーションを意識しながら作業に当たりましょう。また場合によっては単色で終らせるのではなく複数色を掛け合わせたりもします。

このコブラの髪の毛の部分は単色のウォッシングだけど、頭頂部に行くほどに色を薄くしています。ドライブラシは今回はしませんでした。ウォッシングした塗料を一旦乾燥させてエナメルシンナーで明るい部分を拭取ってます。ベース色が明るいのでそれでもOKだし、下地のパールをなるべく残す為でもあります。
まぁコレくらいの明度差があれば後のオーバーコートで色を出しやすいだろうってんでこの辺で切り上げます。

Cobravioletwork2727.最後にクリア塗料でアクセント付け。この時にマスクはしませんヨ。顔や服に色が懸っても良い・・・というか、少しは懸らないとアカンので。「ハンドピースを使いクリアー系塗料を吹付ける」というのは、立たせたエッジや稜線を「馴染ませる為」に他ならないワケでソコにマスクをしちゃうと「意味ねーじゃん」って事になっちゃいますヨ。
このコブラの場合、隣接する色替え部分に懸っても良いクリア塗料の色は「赤みのブラウン系」ですな。「赤みのブラウン」は金髪のシャドウとして最適。紫スーツに懸ればソコはシャドウ色として馴染むし、なにより肌のシャドウにも使う色なのでモチロン肌に懸ってOKです。

とはいえ「なるほど!」って事でドカ吹きしたら折角のメリハリが台無しになりますよ。クリア塗料は使いやすい反面、厄介な塗料でもあります。褪色がその最たるもんだけど、それが混色クリアーの場合は顔料系の上に掛けると場合によっては変色するし発色を阻害したりもする。「ぼかすのに最適」とか思っている人は特に要注意で、調子にのって吹きまくった挙句に抑揚の無い仕上りになってる事がままあります。「クリア系塗料はアクセントと割りきり、基本の塗装は全て顔料系を使う」・・・のがマトモな塗装。

丁寧に細吹きでアクセントをつけつつ、時には離れて見ながら塗りましょう。(時には離れて・・・ってのが実はとっても重要)

Cobravioletwork282928.全身の色が切り替わる部位を筆で抑えて輪郭を引き締めます(補修込)。で、各パーツを取り付けてベースにセットしたら完成です。
29.最後に目頭あたりの白目部分にホワイトを入れて「目線を強制」しました。目線は最初から最後までずっと合っていたんだけど、ソレは常に目に自然光が入った状態で見てたから。もし合っていないと感じたら、アイシャドウや目の周辺の描き込みの段階で調整するからネ。
じゃあ何故合っていないと感じたのか?白目のシャドウが目頭の方が若干きつかったからです。もとより彫りが深く眉間に向かって視線が集中する造型、その彫りの深さゆえに陰の落ち方もケッコウなもんです。更にソコに濃い色が来たので瞳の位置が寄って見えるんですな。いわゆる「錯視」ってヤツです。だから「位置は正しいのに寄り目に見える」って感じ。
だから白を目頭に置けば問題が解決です。白目は元より純白ではなくライトグレー当たりが一番明るい色に調整しています。なぜなら人の白目は実際は白くないから。更に球面を演出する為にさらに濃いグレー系の色で周囲を抑えている。ソコに「白」という色を置けば飛びぬけて明るい色になりますね?ソレを目頭に置けば、おのずと目尻側の方が濃い色になる。つまり瞳は目尻に引っ張られるって寸法です。

いま重要な事を言いましたよ(笑)。

「色の階調による操作」、コレがメイクの基本でも有るワケですな。コレに彩度調整や色の配色によって見る人の視線を誘導するのが塗装です。・・・ってもモールドが有るもんなんで限界はあるけども。

以上がコブラの塗装について。参考になるのかどうかはわかんないけど、全部はやらなくても大筋で判ればトライしやすかろうと思ったので。このキット自体は非常に組みやすく、また塗りやすいです。またその造作はかなりイケてると思うので持ってて良いんじゃない?なにせあんだけカッチョ良いコブラでありながらそんなに出てこない立体物、しかもGKだし。値段も良心的だよね~・・・ってエライ宣伝してるな俺^^;。
ともあれこの機会にどうすか?

Cobravioletcomic<補足>
なんで紫スーツやねん!って人も居そうなのでちょっと。

紫スーツのコブラってのも有りなんだとか。寺沢武一の作画で有るそうな。なのでコブラファンの中にはコッチの色の方が好きだって人も少なからず居るんじゃないかな?自分は赤尾クンに教えてもらったんだけど、ソレがピンと来ないほど赤スーツが定着していたって事なんだろうね。配色はどちらでも良かったんだけど、一回赤を塗ってるから「紫で!」ってリクエストに飛びついた次第です。
因みに塗り方自体は赤も紫もそう変わらないよ。使う色が違うだけと思って差し障りないかと思います。それでは検討を祈る!因みにコミック画像の転用なんで一応(C)表記しときます~。

(C)A-GIRL RIGHTS

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