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PROMETHEUS

Prometheus01WF前日から開催されたオリンピックが熱い今日この頃、17日間の会期中は日本代表の活躍に一喜一憂しながら作業を進めるという毎日でした。そのオリンピックも昨日閉会式を迎えましたが、時を同じくしてビッグタイトルの映画が順次公開されるなど色んな意味で今年は熱い。

・・・といって劇場まで足を運ぶタイプでは無いので基本はスルーです(笑)。しかし「コレだけは!」と思っていたのが今月末から全国で公開予定のプロメテウス。昨晩遅くの先行上映で観て来ましたヨ。
ネタバレ記事を書くつもりはないのでソコはご安心頂くとして、雑感を言えば「なんと言って良いのか・・・」ってところ。「どう?」と聞かれて返答に窮するって類の映画かな? 私的な所感なので皆がそうだとは思わないけど、これほど賛否の分かれそうな映画も無いのではないでしょうか?。

Prometheus02映像は圧巻で一級品に間違い無く、スクリーンで見る価値のある映像です。アクションも凄いしそういう意味での見所は満載。ただコレを従来の「エイリアン」だと思って見ると否定的になるんだろうなぁという脚本だと思いました。このプロメテウスと同じリドリースコットの手による「1」が私的には「エイリアン」だと思っています。「2」以降はそのアレンジでしかなく、ソレらの脚本は「事象」でしかないな・・・とこのプロメテウスを観て思いました。

つまり自分の評価は「高い」です。「エイリアン5」じゃないのが良かったし、ゼロって事でもないだろうと。コレは「プロメテウス」と言う映画ですね。ただ舞台はエイリアンとリンクしてますが・・・というワケの判らない説明になってしまう。「妙に複雑なモノ」に仕上がってますねぇ^^;。

Prometheus03私的評価は高いし映像も見事、ホラーアクションとしてのツボもキッチリ抑えている今作ですが、しかしオススメというワケでは無いんです。反面エイリアン好きならば観ておかないとイケない映画だと思いました。
何を言わんとしているのかは観ないと判らないと思いますが、かといって1度見て判るモノでもないところが「リドリースコットってやっぱただモンじゃない」と思うところ。既にメイキングブックを熟読した後に映画を観たという怪物屋店長の話を聞かなければ繋がらない部分が多い。それでも続編を匂わす終わり方をしているのでソレらも見ないと全体像が見えて来ないだろうって感じ。

だから感想を聞かれても返答に窮するワケ。しかし面白く無いとは言えない。といってじゃあ面白いのか?と聞かれたら「う~ん・・・」となる^^;。オススメはしないけど観ておかないとイカン気もするし、ならDVDで良いか?と聞かれれば「劇場で1回は見たほうが良いよ」って迫力と臨場感を持ち合わせている映画。なんじゃこりゃ(^^ゞ

Prometheus04同じ趣味の人と複数人で行って、観たあとで「あーでもないこーでもない」と意見をすり合わせながら会話を弾ませるにはもってこいです。しかし一人で見て考えてもラチが開かない位に伏線や仕掛けも多い。ウィキぺディアに撮影に至るまでの経緯などが有るので参考にしながら考えてみるのも一興かと存じます・・・って事で(笑)。

Wiki プロメテウス (映画)

画像の2枚目以降はNECAのフィギュアですよ。20cmに満たないモノなのに出来良いなぁ・・・ツカやっぱ早いね、海外は。

ところで劇場ですが「TOHOシネマズ泉北」まで怪物屋の皆と一緒に行ってきました。車の移動とは言え遠いんですが、難波に行くより良い面が多いんです。高速料金はかかるけど例えば駐車場代がタダなのは出費においては補って余りあるし、なにより空いてるって部分で最強です。客が少ないのは映画館にとっては敵わんでしょうけど、観る側にとっては快適この上ないです。

Tohotheatersenbokuなぜか上映時間が前倒しになってたんで入館したときには周囲が真っ暗、座席を探すのにも一苦労したんだけど上映が終わってビックリ!当方は5人並んで最後列で見てたんですが、照明が点いた時に目前を横切ったのが一人だけ。前もって予約を入れたときにガラガラだとは聞いてたけど、ソレから数時間たてばそれなりに埋まるだろう予想をしてました。
でもその他に確認できたの二人だけだったので合計8人・・・300席以上に対して。いくら郊外だっつってもシネコンですヨ。日曜の深夜だっつってもお盆の最中だし、しかもファンの多そうなこの映画にしてこの集客は人事ながら心配になってきますネ。

おかげで雑音も無くデカいスクリーンを貸切り状態、しかも観たかった新作をこの環境で観れたのは凄くラッキー♪因みに自分はアンチ3D派です。あのグラスをつけると立体感は出るものの視野が狭くなって大スクリーンの意味がなくなると思ってます。今回のプロメテウスは通常版だったのでそのスケールのデカさを遺憾なく体感することが出来ました。あの異世界を体感するならやっぱ劇場ですよねぇ。

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Red Pyramid Thing

Geccorpt04以前の記事で紹介したGecco製三角頭の続報です。彩色画像が海外の販売元で公開されてますよ~。掲載画像は監修中のペイントマスターなので最終的に何処まで製品に落としこめるのかは判りません。ただGeccoさんの意欲には並々ならぬものが有りますし、周囲の協力も有ってよい商品になるのではないかと思います。

TOY MUNKEY

アイテム的に市場は海外がメインになるんでしょうけど、企画進行中の話なども含めて国内でも色んなところでお目見えするのではないでしょうか?どんな商品となって出てくるのか以降が楽しみなアイテムですね。

Geccorpt03ところでこれまた以前に紹介した海外のSHファンサイトでもこの記事を取り上げています。日本発信のゲームのこれまた日本で作られたフィギュアに対して欧米でどれだけ受け入れられるのかはこれからですが、Geccoファーストアイテムの反応としては上々の部類ではないかと。

Silent Hill Historical Society

ともあれ後続にBHナースも控えており、今後の行く末を占う非常に重要なアイテムです。原型師の赤尾・タナベ両氏も入魂で挑んだアイテムですし、その塗装を担当させて貰う事になった自分にとってもそうですが、国内外問わずファンの人に受け入れて貰えれば良いなぁと切に願うところです。

以降もHotな話題が出てきましたら当ブログにて紹介させて頂きますので、続報をご期待ください♪

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アトリエ訪問「ロッキン・ジェリー・ビーン」

Rjb_atelier_04前記事で竹谷宅の有る周辺は大阪の鶴橋ぽい下町だと書きました。しかし厳密に言えば鶴橋は倍がけ以上にディープな街です。逆に言えば高円寺・阿佐ヶ谷周辺のやれ具合は、ともすればお洒落とも取れるくらい。鶴橋はベタにドヤ街やと思います(ソレが良かったりするんだけども)。
さてその鶴橋ですがウチからだとチャリンコ圏内です。そんな近隣にジェリーさん宅はありました。なので前回のインビジブルウーマンの監修などしょっちゅうお互いの家を行き来しつつ出来たんですが・・・東京に行っちゃったんですよねぇ。

Rjb_atelier_01鶴橋に拠点があった時はこれまた古い民家でしたが、しかし中に入るとアメリカ~ンでポップ。そんな洋テイストの室内と塗り壁や梁が混在している良い感じのお住まいでした。つまりどんな居宅でもジェリーさんの絵が有れば雰囲気を作れるって事で、つくづくキャッチーな作風なんだなぁと思います。そんな鶴橋から移った先はうって変わって閑静な住宅街でした。下町の風情が漂う感じは変わらないですが、ソコは日本のソーホーと言って良いだろう場所。アーティストの拠点としては地名だけでも「お洒落だなや~」って感じです。

Rjb_atelier_02同行者である豆魚雷原田さんと「軽く食事をしてから行きましょう」と入った小洒落た概観のお店は、喫茶店と思ったら実はハンバーガー専門店だったという。
マクドばっかの自分にしてみたら期待が膨らみます。そしてむっちゃ美味しくてびっくりしました。日本でこんなにおいしいハンバーガーを食べた事が無かったので。ポテト+ドリンク付き1,000円でも文句無いです。あ、アメリカだったらザラに有りますよ。なので日本のバーガーチェーンのソレが「なんちゃって」だって言う認識です。

Rjb_atelier_03で、ジェリーさん宅ですが、ポスターを積み上げてたりそういった部分は鶴橋の頃と変わらないんだけど、建物が古びた一軒屋からハイソなマンションに変わると一気にお洒落度もアップしますね。自分のような人間がこの中に入って良いの?って感じで、つくづく汚水に生息するタイプなんだと自覚しました^^;。

もちろん入らないと仕事になんないんでお邪魔しましたが、もう台所とかバーぢゃん?って感じだしそこかしこにRJBテイストが漂ってます。仕事の話も終わって後半は撮影大会?マスクのジェリーさんとのツーショットをとりまくる風景は「ただのファンぢゃん!」って感じ。自分だけでなく原田さんも同じくで、ウチワとかバッグ、携帯までRJB・・・どんだけ好きやねん!と(笑)。

Rjb_atelier_05しっかし自分、めっちゃ嬉しそう・・・しかし実は喜んでる場合では無いくらい行き詰ってるんですけどネ^^;。このミーティングでいろんな打開策も頂いたので後はやるだけ、頑張ります!

そしてやっと帰路につくわけですが、原田さんは夜中にバットマン・ライジングを見に行くって話でした。高円寺店の店長の行動としては正しいですね(笑)。自分は折角東京にいる訳だし、しかも山の手線の西側なんでこのままエロスティカやサイコモンスターズさんも立ち寄りたかった・・・んですが新幹線の時間も有るしなによりもう気力と体力が限界です。だってWF直後なんだもの。さらに暑さが体力と精神力を奪ってもうヘロヘロでした^^;。
まぁその辺は次の機会というか楽しみにとっておこうって感じで、今回のレポートを終了します。ご愛読ありがとうございました~♪

(おしまい)

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アトリエ訪問「竹谷隆之」

Takeya_studio_01大阪鶴橋とダブるその雑多さが自分的には居心地の良さを感じる高架下を歩いていくと、程なく到着する正に「ザ・下町」に世界的にも有名な原型師が居を構えてます。ご存知 竹谷さんですが、その工房への入り口からエエ感じ。
何年前だろう?むかし新宿高島屋で開催したグループ展でご一緒させて頂いた以来なんですが、「向こうは巨匠コッチはペーペー」という図式は今もってそのままの距離を保ち時が経過したって感じ。頑張れ俺!^^;。

Takeya_studio_02日本民家をベースに作業スペースは十分、永くこの家を支えてきたであろうむき出しの梁や使い込まれた床など凄く雰囲気が有り、ここが日本のフィギュア業界を牽引している工房なんだと思うと感慨深い。 何処に視線を向けてもファンなら卒倒モノの造形物ばかり。中には継続中のモノやコレから発表するであろうモノも有り、撮影したところで掲載は出来ません^^;。
まぁ工房を撮影しにきたワケでは無く、イロイロと話が出来れば・・・と言う事がメインなのでその辺は適当に流して会話に集中しましたヨ。同行者はタナベさんとBLESTERサンのお二方、そして自分の4人です。タナベさん、ありがと~♪(彼のセッティングで実現しました)

さて今回WF後に自分が竹谷さん宅を訪問する予定って話は周囲の人間には伝えてました。よって帰阪すると「どうだった?」と聞かれます。自分の返答は主に竹谷さんの人柄についてに終始するわけですが、一言で言えば「マズはご本人が魅力的」・・・ってところでしょうか?ご本人と話をしてみて氏の作るモノの見方が変わりました。

「漁師の角度」

北海道の電波の届かないようなところが出身の竹谷さんにとって、例えば生き物をバラす行為は非日常な事では無いのかもしれないと想像できます。屠殺は人の営みであり、ソレを自らするのはその厳しい環境の中で生きる術、そして家族を持ちコミュニティーを形成するのも「人」・・・といった部分を盛り込んだ作品群だと解釈します。

Takeya_studio_03強い個性を放つヒーローやヒロイン、そしてビランズやクリーチャーなどが独自アレンジで立体化されている氏の携わった「キャラモノ」造形、それらはクールで括弧良いモノが多いです。ソコが人を魅了してるんだろうし、よって支持されているってのは理解できます。竹谷さんの趣味的部分から出てくるのであろうライン取りや特徴の有るフォルムなどはその独自性から異色と言って良く、ソコをして奇才と呼ぶにふさわしいのかもしれません。

しかし自分が感じた竹谷さんと言う人は「ソコが一番の売り」という人では無いのでは?って印象なんです。どちらかと言えばすごくヒューマニストな部分がありそうで、ソコこそが竹谷隆之であり、氏の造形に備わっている一番の魅力なんじゃないかな?と。「漁師の角度」にはそう思えるシーンが複数有ります。また居を構えている場所やその建物など「実生活の拘り部分」を見ていると、世に求められている造形は表層の部分でしか無いんだろうなぁと思っちゃうんですよねぇ。

Takeya_studio_04もちろん何を作っても卓越してますがソコは原型師としての腕の部分、しかし氏はたぶん作家なんだと思いますよ。人が考えたキャラの立体化やソコにアレンジを加えて自分流を表現するのを楽しんでる面も有るとは思いますが、凄いなぁと思うのはやはり自身で世界観を構築したモノです。

人情・情緒・風刺・世相などが反映されているオリジナル作品は「キャラモノ」とは一線を画す魅力が有ると思いました。最初は自分もその造作の上辺を見て竹谷さんの才能に驚愕した者の一人ですが、今回の機会を得て少しだけど氏の人となりに接する事で、それまで「何か有ると思うんだけど何を良いと思って特別視しているのか自分でも判らない」って気持ちに整理がついた気がします。

Takeya_studio_06勝手な思い込みなのかもだけど、ソレが自分から見た竹谷さんなんですよねぇ。超絶造形だからとかデザインが秀逸とかいう面でのリスペクトでは無く、「人としての部分に魅力が有ってソレを独自の造形として投影できる人」ってところが稀有だと思いました。

竹谷さんはあたりが凄く柔らかいです。昨日の記事に書いた森口さんもそんな感じで、この領域の人になるとそうなのかな?という共通した雰囲気を醸し出しています。
マズ圧力が無いです。かといって引き過ぎているワケでも無く、ごく自然体なんですね。自身が周囲に如何に評価をされているのかは有る程度認知しているだろうと思うんですが、ソレをアピールすることも無ければ・・・というより意識していない? 説明しにくい雰囲気なんだけど、言えば「普通」なのかな?^^;。

Takeya_studio_05だから相手が誰だとか、どっちが上だとかも無い感じ。フランクでフラットに話が出来、話し方なんかも相手を尊重した物腰でした。しかし腕は半端ないワケです。こういう人に出会うとやっぱ造形に重要なのは中身なんだなぁと実感できますし、プラス社会性や人を敬う気持ちなど、人として大事な部分が無いと造形に魅力は備わらないんだろうと思えます。

・・・って事で大御所宅訪問その1でした。今回のWF参加はかなり精神的身体的、更には金銭面的にもしんどかったので正直イベント終了後はスグに帰りたいと思ってました。でも滞在して結果的には良かったですね。その晩タナベさんと新宿でお酒を飲みながら造形話をしつつお姉ちゃんを眺めてましたが、コレもまた良かったですヨ(笑)。

そして翌日は別宅へGO!って事で続きますよ~。

(つづく)

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2012WF夏-ディーラーブース

さて本日は参加ディーラーさんのブースの様子です。移動中の道すがらにピクッとなったところをピックアップって感じ。会場は広く参加ディーラーも多いので面白いところもたくさんあります。そういうところだけを選んでも1日で足りるか?ってくらいのもんなんで、来た事の無い人は一度是非! どんな趣味の人でも対応したディーラーさんが居るだろう多様性が有り毎回面白いと感じます。

Wf2012sum15PHANTOM PROJECT
懐かしいですねぇ。こういう自分が学生だった頃のアイテムを見ると妙にテンションが上がってしまいます。初めてダイコンフィルムを見たのは高校の時。先輩に大芸大の文化祭に連れてってもらいキャンパス内を思いっくそ学生服で歩いていたのを思い出します。それまで見てたアニメとは一線を画すそのキャッチーな映像に魅了され、本気で「アニメーターになりたい!」なんて思ったもんでした・・・(遠い目)
まぁ一時の感情に流されなくて良かったと今は思ってます(笑)因みにその時に初めてB級映画と言うのも見ました。タイトルは「チャド」、よもやコッチの世界の方が将来的に近い位置づけになるとは思いませんでしたねぇ。人生って判らないモノです。

Wf2012sum18美入野工房
可愛いのって実は好きなんですよねぇ。ウサギやねずみ、その他の可愛い系動物が兵士になってるんですが、その装備が妙に本格的なところが良いです。また動物自体も良く作られていてディフォルメ具合も過不足ない感じで上手いですね。ほんでお値段が手ごろで買いやすいって事なんでしょう、完売札が凄いことになってましたヨ。
よくこれだけのバリエーションを作ったなぁと思うと共に、こういうディーラーさんがイベント来訪者の層を厚くしてくれていると感じました。コレが巨大イベントの面白いところなんですよねぇ。

Wf2012sum16エッセンス
元から上手い人だったけどだいぶ極まってきた感じがありますね。特に今作は面取りや流れの作り方、間取りの良さなど完璧なのでは?何を作らせても上品で過不足ない感じは正にプロの仕事です。自分がウチジマさんの造形で好きなのはオリジナルなんですが、それも相当長い間作ってない感じ。ココまでスキルが上がってるのを見たら今やればどんなのが出来るんだろう?と。
「そろそろどうすか?」と言いたいところだけど、売り上げを考えたら勧められるもんでは無いし^^;。 ソコを割り切れるのなら是非やって欲しいと思います。

Wf2012sum19サンダーロードスタイル
今まで見た笠井造形の中でピカイチです。多分に自分の趣味的見方なんだろうけどコレはイイですよマジで。空気感ばかりでなく経てきた年輪を感じる事が出来る、GKとしたら希に見る傑作やと思いました。妖精なんですよねぇコレ。昔に「中年男性の天使」を作りたいと思ってた事があって、そのまま今に至ってしまっている自分からすれば先を越された感満載です。
そこで「悔しい」という感情が出るのでは無く「塗りたい」と思ったのはやっぱ自分ってペインターなんだなぁと。こういう作品が出てくるから面白いんですよねぇイベントは。ほんで日本も捨てたもんじゃないと思えます。

Wf2012sum20HEADLONG
ケッコウ多くの人に見ていただけたとの事で良かったよね。ミショナリーも思いのほか売れたようなんで塗った甲斐がありました(それで売れたのかどうかは判んないけど^^;。)・・・ツカ、同じく「ZOMBIE TEACHER」が売れたってのには驚き。確かに安いって部分もあろうかと思うんだけど、購入者は判って買ってったのかな? まぁ誰なのか判らなくても爺フィギュアとしての出来も良く、ゾンビとして見ても良い塩梅なので特に意味合いを探る必要は無いよね(笑)。
しかしコレ、いま手元に有るんスけど塗るのめっちゃ面白そうです。通販の準備をしているようだし直近のイベントではトレフェス神戸でもGETできると思うので「欲しかった」って人もご安心を。

Wf2012sum21猫と原型師
実は似せ顔&リアル系を作れば国内屈指の森口さん。ブースの設営を見てると猫だらけなのでそんな印象は無いかもだけど原型師としての腕は超一流、この人と同レベルの原型師ってそんなに居ないと思います・・・って位のお方。と言って、その事は特に知る必要もないだろうくらい猫造形が良いですね。ほんとに好きなんだと判る造形で、腕の良さだけでなくそういった部分を持ち合わせている原型師って稀有だと思います。
次の記事でそんな原型師の人の事を書きますが、その領域に居る人特有のオーラが森口さんにもありました。ともあれこの猫造形はイイって誰もが思うでしょ?猫好きは外せないディーラーさんじゃないでしょうか?(上のリンクはブログです。以下に本館のリンクも貼っておきますので是非訪れてみてください)

原型師 森口修 作品集

以上少ないですがディーラーさんの記事でした。そしてWF記事はココまでです。次は冬ですねぇ、あっという間に来ちゃうと思うんですがナカナカすぐには切り返れないですね。進行中の仕事などを継続してやってますが、イベント後の残務処理もまだ引きずってる状態^^;。ともあれ皆さん、当日は訪問およびご購入ありがとうございました!重ねて御礼申し上げます。

そして記事は更に続きます。次はお宅訪問の事ですヨ。

(つづく)

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2012WF夏-怪物屋(その2)

Wf2012sum05怪物屋の今回の当日版権モノは4点。「ナイトメア・ガメラ」「キンゴジHEAD」「ジラHEAD」「青坊主」で、予想通り販売口に向かって列が出来ましたネ。その列が自分達の卓の前まで伸びており、列を形成している人たちの待機中は展示物を見て貰えるという好条件でした。
そのうちの何人かは怪物屋の版権モノをGETした後にウチのも買ってくれたりと、つくづく客層が被ってるなぁと(いいぞ怪物屋!笑)。

Wf2012sum12版権モノの販売口はホライジング卓、その横に版権モノのサンプル展示、その横にクロスワークスが有り、その横がウチです(配置図参照)。この列はガメラが完売するまで無くなりませんでしたが、嬉しかったのはその中にハニービーを買うつもりで並んでいた人が居たこと。こんな販売方法はイベントならではなので、来慣れていないお客さんには確かに判りづらいかもしれません・・・ツカ、自分達が独立して卓を取っていればこんな事にはなりませんな、ごめんなさい^^;。

Wf2012sum13帰阪後に怪物屋で撮影した「青坊主」と「キンゴジHEAD」を載せてときますネ。イベント準備および当日のバタバタでじっくり見てませんでしたが、この2点もナカナカ良いと思います。特に青坊主は自分も購入しときたいって雰囲気を持っている非常にGKらしいGKになってるなぁと。各部をリファインして本気で色を塗ったら、例えばコンテストに出展すれば入賞確実だろうって雰囲気が有りますね。
そう考えたらめっちゃ弄りたくなってくる・・・ってのは良質GKの必須条件です。原型師のユーキZは期待してた程の反響が無く落ち込み気味だったけど、良いモノを作ったのは間違い無いのでソコは自信を持って良し。

Wf2012sum14そしてキンゴジは原型師が「まねはげ」なので持ち上げたくは無いが、ソコを無視すれば良いHEADモデルと公言できます。台座に1点で接地している緊張感とかカットラインを考えてるところなんかは合格ですね。風貌自体がスーツのソレになっているのか自分には良く判らないけども、量感やモールドの起伏具合といった造形面で言えばこれまた合格、良い塩梅です。特に眼球に凸モールドを仕込んだ事による模型としての見栄えは、ソレが有るのと無いのとでは大違い。
致し方なしな状況とはいえコレは自分が塗装を担当しました。その事を元に感想を言えばコレまた良いGKです。「なんで俺が・・・」と不承不承だったんだけど、塗り始めたら面白かったんですよねぇ^^;。価格もアホみたいに安いのでオススメ、次回見かけたら是非!

Wf2012sum06次の画像はクロスワークス卓。ここもお客さんが立ち寄る人気プレイスとなりつつあり、終日忙しい感じ。結果を聞けば上々だったらしく、こういった工具を扱うディーラーがココまで盛況だってのもあんま無いんじゃないか?と。
ダイヤモンド工具それ自体が珍しいわけではないけど、扱っている商品の性能の良さやモデラーライクに考えられた製品群は特徴があって他ではなかなか見かけないモノになっていると思う。社長自身もアイデアマンだし熱意もあり、何よりGK大好き人間だって部分が製品に反映されてますね。

Wf2012sum08そんな集客力の高いクロスワークスの隣が我々ACCEL&タナベシン卓。の右横から続く怪物屋卓は本来の怪物屋が扱っている商品が並んでます。特に人気の高いジミーフリントストーン製品の棚が真横に有り、人口密度が常に高かったんで活気がありました。どんどん減って行くジミーさんのキットを横目に、今の時期は「やっぱ買いやすい価格帯のモノが人気なんだなぁ」と再確認。時代に合った品揃えと豊富なバリエーションを用意することでまだまだイケるんだと思いました。

Wf2012sum11ジミー棚の横のプラモの価格、画像では見えにくいかもですが相当安いですヨ。プレヒストリック・シーンのTREXが¥5,000ってマジすか?状態。バイソンやブラックベアーの価格は正気の沙汰では無いですし、自分も絶対に買うと決めているフランケン&ブライドやゾロ、エルヴァイラなど眩暈を覚える値付けです。速攻で無くなってもおかしくないんですが・・・プラモ興味ないですか?
自分はプラモにハマる事で飛躍的にモノの見方が変わったと思ってますし、ソレが作るものや塗るものに活かされていると感じます。「温故知新」・・・GKの原点を知ることで新しいものが生まれてきます。上記のプラモ類の一部はリリースされたのが50年ほど前の時代、半世紀も前なんです。その時代のモノがリーズナブルな価格で入手できて作る事を楽しめるなんて最高だと思います。GKと比べて気負いなく楽しめるこの辺のプラモは本気でオススメです。

Wf2012sum10怪物屋のメインである洋GK、今回も粒揃いのが並んでましたヨ。しかも安い!・・・ハズなんですが、値段の表記をしてなかったとか?ダメぢゃん! 次回もそんなだったら、終日人の良さそうなオッサンが立ってますので気軽に聞いてみてください。その人が怪物屋の責任者なので(笑)。
ところで洋GKの魅力は「ほとばしるパッション」です。会場内をザッとしか見ていない自分が言うのもなんですが、ここほど面白いものが揃ったブースもそう無かったと思うんですが・・・と言えば趣味の問題にしかならないのかな? もし予算があればその全てを怪物屋で使うだろうと自分なんかは思っちゃうくらいに今回も良い棚だったと思います。

Wf2012sum09そして雑誌関係も豊富でした(上記の店長がフレームインしてますね)。あとさりげなく飾られている完成品ですが、実はどれも他では例をみないクォリティーだったハズです(一部例外も有りましたが)。今回はKBのDVDも新入荷で品揃えは充実してました。そのほか販売予定だったものなどを出し忘れてたなどの勿体無いトラブルも有りましたが、そういった道具類の事や塗装の事など、この人に聞けばなんでも教えてくれますよ~。言えば師匠なんで腕は自分より上です。何を言ってるのか判らない場合も有りますが、少なくとも「出来そうな気」にさせてくれます(笑)。
で、ソコが重要。どうしたってやらないと身にはつかないんですが、その気になればやってみようって気になるでしょ?それの繰り返しで出来るようになってくるワケです。

怪物屋の事は以上で終了、次回はちょこっとですがディーラー紹介。

(つづく)

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2012WF夏-怪物屋(その1)

Wf2012sum07WF終了、皆さんお疲れ様でした~。当日はブースまで来て頂き、また当方のキットおよび完成品のご購入などホントありがとうございました♪今回は所要で東京に2日間ほど滞在しててWF後にすべきことが山積、よって遅れ馳せながらの更新です。画像は当宅の展示の様子、タナベさんの面白い展示品などもあり多くの人に見て頂けたかと。

いろいろ作ってみましょうか

まぁ今回もイロイロ有りましたが、ともあれ無事?に終了したって感じでしょうか。WF後にスグに帰阪しないのは久しぶり、こういうのも良いですねぇ・・・といって大阪にもどらないと作業は出来ないのでそんなに長くは居られない。なんか御上りさん的なんだけど「エエわぁ東京」と、住み慣れた大阪とは微妙に違う雰囲気を味わいました。
同行者曰く「なんつっても女の子が可愛い!」って事ですが、大阪でも市内に行くほどに可愛い子は居ます。んが、東京の場合たまに「マジすか?」クラスの子を見かけるって点で流石。こんな事書いてると遊んでたんかい!と言われそうですが、一応仕事ですから(笑)。

Wf2012sum01さて本日からはチマチマとWFの事などを書いていこうと思います。ただ体力的に精神的に疲労度が高かったんであんま回って無い。前回に比べたらしょぼいんですが、お付き合い頂ける方はヨロシクです。

マズは怪物屋。土壇場具合は相変わらずなんですが、今回はスタッフ一同も納得の「最強修羅場」と化してました。いろんな事がかみ合わず、いくら出たトコ勝負に強い同店でも今回ばかりはギブアップ寸前な感じ。画像は店長のホテル内作業、完全に店を広げている状態で時間が有ればココでどんなモノでも仕上げられるだろう装備だったりします・・・ホテルなのに^^;。

Wf2012sum02その横ではユーキZが己キャスティングした青坊主のレタッチ中。こっちも工場然としてますね・・・ホテルなのに^^;。ギリギリまで原型を製作し、型取り、成形ってスケジュールは今時のディーラーさんはあんま経験ないのでは? そういう意味で若い彼にこの修羅場は良い経験になったろうと思います。WFとはそういうものって記憶を体感として刻んでおくのは今後の為にも悪くない。睡眠をとらずピークを超えた状態の作業からしか生まれないモノが有るワケです。特に弄っているのが妖怪ならばイノウエアーツさんでは無いけども「もののけ」をまとっていた方が良いからねぇ。

Wf2012sum03「もののけ」と言えば部屋の片隅に変なオーラの奴も居ました。コヤツも限界を超えてる状態ですが、元よりキャパが狭いのでスグにピークを迎えるダメ人間です・・・ってか人ならざる意味で「妖怪まねはげ」って感じでどうでしょう(笑)。周囲の人間の特徴をつぶさに観察してヤツなりにコンバート、そのアレンジが面白くって真似る事で場を和ますのが得意です。みんなから突っ込まれてましたが「その観察力を造形に活かせ!」と叱責を食らう残念なお方。この「まねはげ」が今回のキンゴジ・ヘッドの原型師、なので責任もってキャスティング後の製品レタッチも行ってます。

で、そうなると色塗り班が今回は店長のみ。ほぼ組んだだけ状態のモノを数時間後に展示まで持っていかないとイケナイわけで、仕方が無いので自分がこのキンゴジヘッドを塗りました。そうなるように仕向けられた感は有りますが、まぁ久しぶりのゴジラ塗装は楽しめたのでコレはコレで良かったです。

Wf2012sum04その時にガメラは画像の状態。店長が最終的にハンドピースで仕上げる予定だったようだけど、青坊主に掛かりっきりにならざるを得ず「どうすんねん!」と。
ソコにホライジングさん登場!で、とにかくドライブラシです。そうこうしていると会場入りの時間が来ました。店長をはじめホライジングさんは会場の設営に行かないとイケマセン。なので後作業を担当したのが丁度キンゴジのレタッチを終了した「妖怪まねはげ」で、最後に自分がハンドピースでオーバーコートしたのが展示品です。無茶苦茶ですが、逆にそんな感じでもそれなりに仕上がる怪獣系は模型製作物としては楽しめるよなぁ・・・って感想。長いあいだ怪獣塗装を離れている自分ですが、今回を機に「久々にキッチリやってみたい」って思った次第です。

(つづく)

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