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ASURA

Asura_01大阪では梅田ブルク7のみで上映。先週の段階ではレイトショーが有ったのでソレを見に行くつもりだったんだけど、「ソロソロ劇場では観れなくなるかも・・・」と聞き急遽観てきました。
確かに上映回数が減っていてレイトショーが無くなってたのは痛かったけど、久しぶりに電車に揺られて一人ブラリってのも悪くない(っても寄り道無しなんだけど^^;。)

毎週水曜日はレディースデー。それで女子率が高かったんだと納得するも、まぁ他にもタイガーバニーとかもやってるんで・・・と思いきや、アシュラ客も意外に女性が多かったですねぇ。(因みに劇場版タイバニはさとうさんが監督では無いそうです)

Asura_02さて内容、今時のアニメに逆行するかの如くの骨太さはやはり嬉しい。ウケ狙いのキャラや演出が鼻につく日本アニメ界にあっては、こういう意欲作がもっと作られるようになって欲しいと願うばかり。なんならもっとコアなのをやって欲しいくらいです。

飢餓状態下の緊急避難的な場合はカニバリズムとは言わないらしいけど、本作の主人公は常習化していることからソレにあたるんだろう。「何故そうなってしまったのか」的な事を軸に、周囲の人間が「禁忌」としていることが実は脆弱で有る・・・と言うような部分を骨にしたつくりになっていると、大雑把に言えばそんな感じ。

凄くメッセージ性が有りともすれば重いんだけど、「ソレが人間」って事ならば各々が自覚すべきだろうと思える。日常が崩れた時に人間がする行動は始末に終えず、集団心理と相俟って「人に在らず」と思しき凶行は、こないだ隣国でも起きてましたよネ?

Asura_03「衣食足りて礼節を知る」コレが有って「人と成る」んだなぁとあらためて思うと共に、思い込みや無理解によっても人の和は壊れるって事も織り込んでると感じました。厄介だね人間^^;。

人の暗部をクローズアップしている本作は悪く言えば「説教臭い」のかもしれないけども、ソコを描かないで都合よくチャンチャンで終わらせるモノを見せられても何も残らない。そういう意味では観てて辛くなる部分も多く有るんだけど、だからこそ全て逃さず正視したいと思える映画でした。

最後に一言、CGを使った画面構成は見事ですヨ。日本の雄大な景色と反する凄惨なシーンとのコントラストも劇場ならではの体感。そろそろ公開も終了しそうな感じなんで時間の有る人は足を運んでみては如何でしょう?

映画アシュラ公式ページ

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