« 2013WF冬、前夜ホテルにて。 | トップページ | DEVIE完成品(その2) »

DEVIE完成品(その1)

WFでの販売物と言えばガレージキットなんですが、毎回新作を用意できない自分は穴を埋めるようにワンオフ完成品の販売も行ってます。この3年、DEVIEの完成品を売ってるんですがその事をちょっと。

Devie003昔「TRIMS」と言う会社がありました。怪物屋がバックアップして「世界一の塗装完成度を誇るフィギュア・メーカーにしよう」としてたわけですが、その導入部分のトレーニングに使用したキットがDEVIEです。10体のレジンキットを提供してソレを工場ラインで塗ってくれと指示。その前に1体のデコレーションマスター(塗装サンプル)と塗装マニュアル&カラーチップを渡し、工場のチームリーダーに1体の工場サンプルを作ってもらいました。

意図としてはその後に控えていたトリムス製品、とりわけ「あざみV2完成品」を塗る為のスキルアップが目的でした。「DEVIEを納得の仕上がりに出来ないかぎりあざみは塗れない」と。

Devie002何回かの修正を繰り返したとは言え、最終的に仕上げとしては販売するのに十分なクォリティになりましたが、一つ塗装剥離の問題があったわけです。あと接合のシビアさが無い部分。これらの根本部分は上書き修正とは違い一からやり直さないとイケマセン。つまりそうした完成品を10体、このままではどうする事も出来ない在庫として抱える事になりました。

Devie001その経験は以降のトリムス製品に活かされてハイクォリティの製品を量産するようになり「目標は達成された」と言う意味で役割は終了・・・と納得しましたヨ。工員の彩色レベルの上昇とその後の成長を期待させる段階でトリムスが無くなっちゃったのは残念至極なんですが・・・まぁその話は本筋を離れるので置いときましょうか^^;。
(画像は現地の工員が塗った最終の工場サンプル、かなりうるさく言った結果が反映されてると思います。)

さてそのDEVIE、納得はしたけど在庫を前に「どうしたものか・・・」と。素材としては問題ないので、手間だけど自分が全てフォローすることで販売に漕ぎ着けると決めました。それが3年前って事ですね。

(つづく)

|

« 2013WF冬、前夜ホテルにて。 | トップページ | DEVIE完成品(その2) »