SUPER MIXTURE MODEL Vol.3 "VAMPIRELLA"

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4年に1回?のリリースとなってしまってるらしいスーパーミクスチャーモデルの第三弾の予約が始まりましたヨ。ウチは当事者でも有るので判るんですが、なにかと大変なんですよ、この企画(^^ゞ。
原型の段階でも彩色の段階でも「妥協なし」な修正のオンパレードですし、ソレをクリアしても版元のチェックで返却されちゃう...みたいな。

携わった人間全てが良いモノにしようという熱意の表れでは有るんですが、ぶっちゃけ財政的に相当疲弊するわけです。それでもやるのは「とにかくジェリービーンの絵が魅力的だから」という根っこの部分が有って、絶対にソレをフィギュアとして立体化してやる!という意地?が有るからなのかもしれません。

険しい道を好んで歩こうっていう奇特揃いのスタッフで作り上げた今回の「ヴァンピレラ」は、自分も自信を持ってオススメできるモノになったのではないかと。

特設ページに製作スタッフの対談が有りますので思い入れの一端は伺えると思います。是非併せてご覧いただきたい。

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◆特設ページ・・・http://www.mamegyorai.co.jp/html/RJB_vampirella/index.html

そして気に入って頂けたのならポチって頂けますよう宜しくお願い致します。

◆予約ページ・・・https://www.mamegyorai.co.jp/net/main/item_detail/item_detail.aspx?item=505071

因みに今回自分が携わったのは彩色部分のみで、原型はマンチキンの藤本クンです。これほど能力の有る原型師は希だと以前から思ってはいましたが、実際にジェリービーンの絵をココまで立体化できるって手腕には舌を巻きました。
日本の誇る原型師になっていると思いますので彼の今後にも期待です。

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Valtiel(4体目)

詳細はいつものように本館にアップしていますからソチラも併せてご覧頂くとして、ココでは別の話などを書こうかと。表題の通りヴァルティエルの作例も4体目となる訳ですが、同じ事を繰り返すのが嫌なので毎回違った事をやろうとします(お客さんも前に作ったのと同じモノを所望しているとは思わないですし)。

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今回は「メトラトンの印章」のデータをさるお方に用意して頂きましてソレをベースに配そうって試み。「ラベルシートにプリントアウトしてアートナイフで切り出す」という今時ロートルなやり方ですが、まぁガタガタな印なので多少ミスってもOK!また後で幾らでも筆で修正できるので気楽にできましたヨ(気は楽ですが作業自体は面倒^^;)。

塗ってる最中に丁度クレオスの「フィルタリキッド」が発売されたので、既に発売されて久しかったウェザリングカラーと併せて仕上げに結構使いました。
使ってみた感じ「これじゃないと!」ってな事も無くエナメル塗料でもイケるんですが、特性は少々違うのでソコを理解する為にも頻度を高くしてみたって感じ?
ウェザリングカラー&フィルタリキッドは粒子が細かく、ウチみたいに艶消しで仕上げて行く場合は含浸性の高さなんかをを実感できました。

Valtiel402しかし結論から言えば「無くても良い」かな?・・・というのは現状の話で、この先使いこなす事で良いことが有るかもなので引き続き使って行きますよ。

尚「無くても良い」理由はウェザリングカラーじゃなくてもエナメルでイケるし、筆塗りで綺麗なグラデが作れるフィルタリキッドもハンドピースが有れば事足りるから・・・と一言で断じるには乱暴な決め付けなんだけどネ(^^ゞ。
以上は「素材がレジンのフィギュアをハンドピースをメインに使って塗装する人間」からの印象で、やはりこの塗料は「素材がプラモデルで、ハンドピースを常用しない小スケールの模型製作者」の為に開発された塗料だと感じました。

その上で「使ってみよう」と。対象ユーザーが上記の通りだったとしてもドコかしらにフィギュア向きの利点が隠れていると思えるから。そのひとつが「粒子の細かさ」と「フィルタリキッドの鮮やかさ」かな?要は使い方次第ってところだろうと思っています。
使いこなすには時間が懸かるのかもしれませんが、今までに無かった模型用塗料であることは間違い無いので期待してるってところですネ。

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マイワイフの作例。

コスモスと並べると違いが引き立って面白いのでワンフェスで作例を並べたかったんですが・・・ちょっと時間的余裕が無くってキットを用意出来ません(^^ゞ。

Cosmosmywifea

本館の方にも書きましたが、しかしコレでもリミッターが利いてる状態なのでいずれもっと振り切った作例を作ってみたいと思ってます。
・・・といって、必ずしもグロくする方向で考えているのでは無く「今までと違った表現方法を模索してみたい」って感じ。普通に塗るつもりが無いので、もしかしたらもっと怖くなるかも?ですし、案外そうじゃなくなるかも?と。

いずれやってみないと判らないんですが、ともあれ次は納品する予定の無い状態で「冒険してみよう」と思っています。

現状の最新作「マイワイフ」(っても去年夏の・・・ですが^^;)の彩色画像は本館の方にアップしておきましたので宜しかったら是非♪

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Valtielの架台

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ツイッターからの続きです。依頼によりHEADLONG製バルティエル・キットの架台を自作しましたヨ。傾斜や重心を考慮して強度も考えた上で極力シリコン&レジンを使わずに済む形状がコレ・・・ってもモノ合わせなんで行き当たりバッタリだけども(笑)。
原型を木&ポリパテで作ってるので複製前提での工作でした(部分的にプラ板も)。パーツ同士の接着はエポキシ接&ビス止め、コレで強度はクリアのはず・・・だったんだけど「横方向の踏ん張りが弱いな」と。

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Valtieleasel03って事で足を追加です。横方向だけでなく折角なので後ろ方向へもダメ押しの安定感を稼ぎたい。ならば斜め後方へ延ばすのが妥当だろうと。支柱根元の形状からもソノ方がすっきりしそうな感じだったんでもっかい原型を引っ張り出して追加パーツを作ります。
そして型を取って複製・・・って最初からそうしてれば余計なシリコンを使わずに済んだのに勿体無い(-_-;)。

因みに追加足の分を除いて支柱と台座を複製するために使ったシリコンの量は「2キロ以上」、予想の3倍近い量に苦笑するしかありませんでした。そして新たに作った足の分を併せると総量で2.5キロ!ほんともう「型取り下手くそか!」って感じです~(>_<)。

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Valtieleasel05そうして組み上げたイーゼルですが、ソコまでやった物なので震度3くらいの揺れでは倒れない強度となりました。
命名”HEADLONG製ヴァルティエル用強化版イーゼル”・・・ってのは長ったらしいので本記事タイトルで良いかと(笑)。

今回もまた自縄自縛な工作を織り込んだ作例となるわけですが、本体の彩色に関しても今までと違う技法を織り込む予定です。
はぁ~バカだな俺(-_-;)。

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HoneyBee(乳半レジン版)完成品販売。

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今日は三年ぶりとなる「ブログでの完成品販売」です(因みに前回もハニービーでしたネ^^;)。メールのみで受付ますので買ってやっても良いで~って人は accel@osaka.zaq.jp まで「HB完成品販売の件」としてメールください。

◆HoneyBee(乳半レジン版)完成品・・・66,000円(先着1名)

です。なお今回のキットは以前に当ブログで書いた「半透明レジン版」を使用しましたヨ。ソコに従来どおりの塗装・・・ではあんまり意味が無いので今までと違った塗装を施してみましたが如何でしょうか?

Hbtranslucent02なんて簡単に書いてますが、ソレが出来るようになるまで長かったんですよねぇ(-_-;)。それでも「理想の彩色」にはまだ至っていませんが「ちょっと感じが掴めて来た?」ので今回やってみました~って感じ。

画像では判断できないかもですが肌に関しては今までとは違った風合いになってますし、その他の部分も色々と。ココを細かく説明し出すと本記事の趣旨が変わってくるのでその辺は後日あらためて。

それでは購入の件、ご一考ください♪

【売約済み】 完成品販売の受付は終了しました(ありがとうございます♪)。

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ミカサ(完成品)

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本キットは2015年にクロスワークスさんからリリースされた当日版権アイテムで・・・ってな説明は不要かな?最初、「ミカサのGKが欲しいんですヨ」って聞いた時には氏の趣味趣向を考えると「何でまた?」と思いました。その時既に頭の中にイメージが有ったんでしょうね。で、そういうGKが無かったんで自分で作ろうってな流れ。

進撃が好きなのは判ってましたがGKとして世に出したいと思ってる程とは・・・って感じなんですが、ソコからの動きが素早かったですね。本気でやるって言うのはこう言う事なのだろうと。

作ったのはタナベさんですがクロスワークスさんの意向がかなり反映されていると思いますし、ソレは原型師の人選の段階からそうだったのでしょう。これぞ正に「プロデュース」って感じで、このキットがこういう仕上がりになるのは必然だったのかもしれません。

Mikasagadget時間を掛けてセッションを繰り返し完成したこのキットは良く売れた模様。当日版権だからって側面も否めないかもしれませんが、しかし一般市場流通の完成品でもこんなイメージのミカサは有りません。ソコこそが氏の狙いだった?
・・・のではないと思うんです。感覚優先で走るタイプの人なのでそんなに深くは考えてないハズ(笑)。熱意こそが原動力で、ソコに周囲が感化されて良いモノが生まれたって感じ?

「GKスピリッツ」とでも呼べそうなモノを持って今後も何かと仕掛けていくでしょうから楽しみですよね~。因みに次にどんなアイテムをやるのかは私も聞いてませんので悪しからず(^^ゞ。

で、本日もHPの方を更新しましたヨ。一応コレにて人様キットの作例は終了で、続きはウチのキットの作例って感じで継続してゆきます(HPのTOP画像のアイテムね)。
なお新作のコスモスとマイワイフには全然手が着けられていません(-_-;)9月中に仕上げられれば良いんですけどねぇ・・・。

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匣入り加菜子(完成品)

「箱がタイトなので加菜子を入れるときに干渉する」・・・と石長さんから前もって聞いてたんで組んだ後で縦半分にカット、数ミリ延長してワイドを広げて有りマス。キットの仕様は前面の蓋を下から引き抜く方式なんだけど、おかもちみたいに上から引き抜くように変更しました(っても天地を逆さにするだけだけどネ)。

Kanakograybg理由は仮に人に中身を見せるときに顔から見えるより最後に顔が見えた方がショッキングでは無いか?って事で。
言ってもイキナリ寸断された胴部から見せられる事になるので衝撃的には変わりないんだけど、しかし「ソレが何なのか?」って事は普通は全部見ないと理解できないと思うんです。
その狂気の沙汰を理解する瞬間ってのが顔が見えた時だろうと思うのでそんな仕様に変えましたヨ(妄想しすぎか?)。箱を木箱にしたのにも理由があってソレはHPに書いてますのでソチラをご覧下さい。

ところで石長さん、千鶴子とかこの加菜子にしてもそうだけどダルマって(^^ゞ。良くまぁソコを選んだモノだと思いつつ、しかしめっちゃ売れたってところがまた凄い。いずれにしても独創性が際立ってる「原型師」ってよりも「作家」に近い人だなぁって印象ですネ。

・・・で、詳細画像はいつものようにHPです。

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ZODD(完成品)

ツイッターで書き切れなかった工程の話をマズ。初期工程(工作部分)について①~④の注意点を書きましたが、そのうち④についての補足です。
コレはプロの方でもそうなんですが、意外にこの辺に気を使ってない人が多いかも?ところで「立ち」ってなんだと思います?・・・私の認識は「軸」です。軸がブレてると安定しないし見てて不安な気持ちになりますよね?
例えば世の中で上手いって言われている原型師の作品はこの軸が安定してて、「腰が据わってる」とか「腰が入ってる」って表現のされ方をします。
ただ原型がそうでもソレがキットになった場合は必ずしもソレを継承してるとは限らないんですよ。なぜなら分割して複製するから。分割の段階で「誤差0」なんてカットは出来ませんし、複製時に収縮で形状がごく僅かでも変化する可能性は否めません。

よってキットを製作する側でソコをフォローしてあげる必要が出てくるって話ですね。「誤差1ミリ以下の形状変化でも顔の角度を変え、ひいては目線を変えてしまう」・・・って事を意識するかしないかで最終的なクオリティに違いが出るってのはご理解頂けるかと。GK製作は塗りの良し悪しだけでは無くこの工作の段階で決まっちゃったりもするんですよねぇ・・・とか書いてますが「趣味で気楽にやりたい」人ならばそんな事は考える必要はありません(笑)。あくまでもクオリティを引き上げたいって人ならばって事で(#^.^#)。

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因みにこのゾッドに関しては「立ち」を気にする必要は無いですヨ。なぜなら足と胴体が一体だから。気にしたほうが良いのは「何処を正面とするのか?」ってトコくらいかと。それではゾッドの作例について。

今回も下地に蛇紋を入れました。クリーチャーにはもってこいの肌質になると思うので、既に使える人はトライしてみてくださいナ。但しカラコリラでも書きましたがイキナリ濃い色を使うのでは無く「薄く淡く」を意識してネ。

Zoddpwork02メイル系クリーチャーの場合は好き勝手に「とんでも色」を使っても逆にパンチになって面白いと思います。なので今作例ではイキナリ最初にブルーを入れましたヨ。
その上に蛇紋を介して入れた茶系色はブルーと補色関係にありますから双方を引き立てメリハリがつきます。この模様と色味をゲージにして以降に色を重ねてゆく感じ。

この後に筆書きを多用してゆく事になるんですが・・・その辺の事はモデグラに書きましたので割愛。見たい人はバックナンバーを探してみてくださいネ(モデルグラフィックス#374・2016年1月号、ガルパンが表紙です)。

で、完成品はHPにてどんぞ!

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Caracolilla(完成品)

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ツイッターからの続き、「塗装工程」で~す。今作例の肌塗装ですがフィメール系とは言えクリーチャー然としたアイテムなので、またおよそ1/3サイズという大型のヘッドモデルの間を持たせる為に下地に蛇紋を仕込むところから始めました(蛇紋のやり方はコチラ)。

Caracolillapwork02その他にも血行表現や部分的に豹紋を入れることで塗装密度を上げて行きます。但しあまり濃い色を最初から仕込むと諧調幅が取れなくなってしまうので「薄く淡く」を繰り返す感じ。時間は懸かりますが、メリハリのポイントを何処に置いたら良いのか判るまでは手探りで色を重ねてゆくのが吉かと。
色と言うのは隣り合う色との対比で目立ったり沈んだりしますから、イキナリの濁色は勿論のこと飛びぬけたようなビビット・カラーもこの段階では使わない方が良い。

Caracolillapwork03巻貝部分も同じくで、イキナリ濃い色を置くのでは無く「アタリ」的な色味で、またリセット可能な塗料(エナメルなど)で調子を見ながら彩色してゆきます。
全体におおよその色が入れば完成イメージが見えてきやすくなりますから、そこではじめて陰影の強弱や彩度のメリハリを入れてゆくって感じ。
・・・って事で完成画像を本館にアップしておきましたのでコノ続きがどうなるのか気になる方はご参照ください。

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謹賀新年(2016)

昨日の今日ですが、皆さんあけましておめでとうございます~。実はこの日に実家に居ないってのは独立して以来始めてなんです(っても日程をズラしただけなんですが^^;)。しっかし元旦から作業してるってイイ感じ♪
ウチらの仕事ってそのへん関係ないですし、「正月くらいは」って気にもならないのはやってて面白いからなんだと思います。逆にまったりしてると罪悪感・・・というか恐怖感?に駆られる始末で、コレはもうある種ジャンキーレベルかもしれませんネ(笑)。

Fgcsuits01さて画像は昨年再販したFG・・・の改造です。元ネタは想像つくと思うんですがコレもやってて面白かったですヨ。今年はWFに新作を充てるつもりですが、ソレも改造幅の有る原型になればイイなぁと。ウチは完成品屋なので弄る余地の無いモノより素体的に扱えて、またカラーバリエーションを楽しめるモノの方が性に有ってる感じ。
そういう意味ではスペンサーデイビスの「BootyBabe」みたいなのが理想的で、いつかそんな素体を作れればなぁと。

そうではないハードモールドの例えばフィメール系クリーチャーなんかも凄く作りたいんですが、「そういうのを今年はやりたい!」・・・とコレまた数年前から思ってはいるんですがナカナカで(^^ゞ。

そんなこんなで相変わらずの牛歩ではありますが、本年も宜しくお願い致します~♪

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